シェッド内は暗く、劣化損傷が発見し辛いため、高所作業車デッキに投光器を6個取り付けて、見落としが無いよう慎重に調査を行いました。
- 業務概要
- 場所 輪島市地内
- 主な業務内容:
- 輪島市が管理する12橋の橋梁定期点検。
- (写真はいろは橋)
- 点検結果を「Ⅰ.健全」、「Ⅱ.予防保全段階」
- 「Ⅲ.早期処置段階」、「Ⅳ.緊急措置段階」
4つの段階に分類し、
- 緊急度の高い橋から橋梁補修を行ないます 。
予め土石流や急傾斜地崩壊の恐れのある危険箇所を机上で設定し、現場にて測定・確認し、地域住民に対して危害の及ぶ範囲を告知する資料を作成する業務です。
現地調査とソフトを使っての作業による業務であり、華やかさはありませんが、人命を守 るための資料作りという重要な業務の一つです。
- 業務概要
- 場所 金沢市松寺町ほか1町地内
- 主な業務内容:
- 橋梁調査および必要箇所の補修設計
- ・外観変状調査
ひびわれ、漏水、鉄筋露出・腐食・破断、抜け落ち
- ・はつり調査
- 外観変状調査では分からない鋼材の配置状況等
- のチェック、腐食状況の把握 を行なう
- ・中性化深さ調査
- 本来アルカリ性であるコンクリートが中性化すると
- 鋼材の腐食が進行するため、中性化の進行状況を
- 調査する
- 写真解説
- 橋梁点検車 :
- 外観変状調査は直接目視して調査しますが、
- 橋の立地等によって橋桁・橋台・橋脚が簡単に見えない
場合があります。そういう場合は、ボートを使ったり、
- 写真にある橋梁点検車を使ったりして調査します。
落石調査 (一般県道倉谷土清水線 道路災害防除工事)
- 業務概要
場所:金沢市寺津町地内
主な調査内容:落石地表踏査A=1.39ha、
落石登攀調査A=0.65ha
設計箇所である一般県道倉谷土清水線に落下する恐れのある石のサイズや斜面勾配を調べ、落石対策工の設計を行なうための基礎データとするものである。
なお落石登攀調査とは、ロープを用いないと登れないような急な斜面で行なう落石調査である。
落石登攀調査は、ロープとそのそのロープを括り付けた木を信用して作業を行なうため、こういう作業に慣れていない自分には大変な作業となりました。また落石地表踏査も移動の際に滑落しないよう注意すると同時に、斜面の石を下に落とさないように注意を払う必要がありました。
海岸線に近い位置の橋梁は塩害により劣化損傷の箇所数が多く、記録が大変でした。適切なメンテナンスサイクルを構築するためには、定期点検は非常に重要な仕事だと感じました。
高精度の劣化予測と健全度の評価及び補修の要否判定が行えるよう、橋梁詳細調査を実施しました。補修計画は劣化原因と健全度及びライフサイクルコストに配慮し立案しました。金沢市幹線道路に架かる橋梁の長寿命化に寄与できたものと思います。
- 業務概要
場所: 河北郡津幡町字上藤又地内ほか
主な調査内容:
・土石流危険区域 N=11箇所
・急傾斜地危険区域 N=8箇所
- 業務概要
- 場所 小松市中ノ峠町地内
- 主な業務内容:
- 平成24年度のシェッド点検で補修の必要
- ありと判定されたことを受け、今回はまず現状
- 把握のための点検を実施し、その結果に基づ
- いて補修設計を行なった。
PC製逆T型スノーシェッド 延長 L=325m
一般国道360号 中ノ峠スノーシェッド調査および補修設計